Windows Mobile 用の GPS 地図 - Part 22009/08/08 22:05

GPS の情報を COM から読みだし、ll.js ファイルを吐き出すプログラムは何とか作りました。
下記からどうぞ、

ReadGPS v.1.0.2
http://www.ne.jp/asahi/net/pockey/program/readgps_1.0.2.zip

しかし Omnia は GPS の位置情報の読み出しを開始するまでに時間がかかりますね。5分はかかります。いちど読み出しが出来るようになると後は問題ないのですが。
あと衛星捕捉数もせいぜい 11 程度。11 でも多い方で、数個しか捕捉していないことも結構ある。
また、結構電池を食う。8 時間連続で使うのは厳しいかも。
ReadGPS はマルチスレッドを使い、COM 受信を待つあいだなど出来るだけ CPU パワーを食わないように作った(急ごしらえなのでまだ最適化の余地はあると思う)し、Process Monitor プログラムでもそんなに CPU パワーは食っていない。

ちなみに GPS から、各種情報を読み出すのに、下記のプログラムが便利です。

VisualGPSce
http://www.visualgps.net/VisualGPSce/default.htm
こいつはすごい。今捕まえている衛星の場所まで表示するかなりマニア心をくすぐるソフト。海外モノなのにフリーであることが信じられないくらい。

WMMiniGPS
http://www.flytrap.it/
これは上記より lite だが、シンプルで十分。おすすめ。

なので、GPS レシーバー、ポチってしまいました。
早く来ないかな。でも結局出費しているじゃないか。ケチケチ作戦はどこへ行った?

さて、readgps.exe ですが、添付の txt ファイルにも書きましたが、gm_lite に渡す ll.js ファイルは、RAM disk を使った方がよさそうです。
Windows Mobile 用の RAM disk はいろいろ他にもありましたが、私は下記のを使わせていただいてます。ロシアのかたの作品のようです。

http://www.amv007.narod.ru/
上記を良くさがすと見つかります。出典は下記、
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=382944

さて、準備は整った。手順を整理すると、
1) gm_lite を所望のディレクトリに保存
2) map のダウンロード。必要に応じて ActivePerl を install
3) RAM disk のインストールと実行。サイズはデフォルトかつ最小の 1MB。それより小さくできればいいのに。
4) ReadGPS に添付の readgps.reg をいじり、GPS の COM 設定と、gm_lite に食わせる ll.js の path の設定。
5) gm_lite の、gm_lite.html の
/tmp/ll.js
と記述されているところを、例えば
/ramdisk/ll.js
に変更。
6) ReadGPS を動作させ、Opera か NetFront で gm_lite.html を読み、GPS 地図開始!

やった! 目的は達成された...が、
- 現在位置のマークは無い
- 更新頻度が 10秒間隔
- キーボードのない機種だと、若干つらい

gm_lite.html いじりは次回。

コメント

_ 管理人 ― 2009/08/08 22:59

upload してから気がつきましたが、
readgps.exe の caption が v1.0.1 のままでした。
caption が古いだけなので、このままとしておきます。

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