Windows ノート PC で拡張 display を実現2020/10/14 00:00

あそんでいる note PC の液晶画面を使って、メイン PC の拡張画面としてみた話。

方法としては下記があるようで、
1) Windows 10 の WiFi 経由での接続
2) 専用 USB ケーブルと専用ソフト
3) HDMI キャプチャ機器を使い、拡張画面用 note PC に動画を取り込んでそれを表示

1) は接続自体が不安定だったり、遅延が大きすぎたりと環境によっては実用的ではなかった。しかもNote PC が古いと Windows 10 を入れてもそもそも WiFi でインターネット接続と wireless display 接続とが共存できなかったりするようです。もう一つ USB WiFi アダプタ挿せば使えるようにはなりましたが。

2) は 2020年時点で、簡単に入手できる製品は殆ど流通していないようでした。

そこで 3) を試してみました。
遊んでいる note PC が古く (Core i7 - 640LM), USB3.0 非対応なので、多く出回っているものではまず動かないだろうと思い、USB2.0 対応でハード圧縮対応のものを探してみました。画像は圧縮でミジミジだろうから静止画中心のパソコン業務に耐えられるかは未知数です。

色々探してみたところ、spec 的に、USB 2.0 で全解像度対応で、出力が Motion JPEG というものを見つけました。

j5 create "JVA02"

これは、USB 2.0 でも使えるが、USB 3.0 で繋げば非圧縮でも使えるもの。しかも値段は 1.3万円 程度。

拡張画面用 note PC には、Camera Viewer が必要です。Free でかつ全画面表示ができるものを探してみると、なんと
Media Player Classic Home Cinema (MPC-HC)
がカメラ入力に対応していることを知り、つないでみると、全画面表示で使えた。
VLC Player も同じことができるはずだが、不安定で使い物にならなかった。

ここで、MPC-HC はもう開発が止まっていて、開発元から実行ファイルは配布していない模様。開発元 Web では、「他のに乗り換えて」、というメッセージが出ていてます。ちょっとショック。

さて、画質はというと、高品質ではないVGA ケーブル越しに液晶 Display につないで、かつ画像拡大させたような画質。文字やグラフィクスのエッジは当然クッキリとはならずミジミジで、使えなくもない、というビミョーな結果に。拡張画面の遅延はあるが、これはあまり大きな問題ではないレベル。

使い物にならないという結果にならなくてよかったし、USB 3.0 (PCMCIA 後継のExpress Card) アダプターが来たら baseline での接続を試そうと思う。

HDMI キャプチャ装置に 1.3万も費やしてこの結果なので、HDMIキャプチャを他で使う用途があればいいけど、拡張画面用途のみでこれを考えるのであれば、出費が中途半端であまりスマートでないので、

4) 液晶ディスプレイを買う (2万ちょっと出せば置き場所も困らない 15.4 inch 程度のモバイル液晶ディスプレイが買える)

が、スマートで妥当な選択か。