Zoho mail2021/02/02 00:00

とある理由でいろいろなフリーな web mail を探していたところ、zoho mail なるものを見つけた。インド発祥のサービスらしい。

http://www.zoho.com

見た目かなり高機能で、フリーで使えるのが不思議なくらいよく出来ている。
便利なのが、受信したメールのフィルター機能で、ここでスクリプトで自動処理ができる。
例えば、メールを加工して、シンプル化したものを他に転送したりとか、webhook を起こせたりする。

メールフィルタの項目に、"Custom function (Creator)" というのがあり、これを選ぶとスクリプトエディタが開く。
すると、Zoho 社 のスクリプトなのか、Deluge というスクリプト記述ができる。
例えば、条件の一致したメールが来たら、webhook を使い、 IFTTT等他のサービスを起動するなど。
webhook は invokeurl() という関数(コマンド?)で実現できる。
加工した情報から email を送るなら、sendmail()

Google script でもできるのだろうけど、これは web mail と統合されて非常に使いやすくかつ高機能です。

Windows sound device をコマンドラインで制御2021/02/05 00:00

最近はパソコンを使っての電話会議がより頻繁となり、使い道に応じてヘッドセットやスピーカーフォンなどサウンドデバイスを切り替えることが多くなった。
その都度 Sound コントロールパネルを開いて優先デバイスを選択すればいいのだけれど、ワンクリックで特定デバイスを On/Off したいな、と思っていろいろ探していたら、便利なプログラムが公開されていた。

NirSoft SoundVolumeView
https://www.nirsoft.net/

GUI でもコマンドラインでも使えるバイモーダルなプログラムで、GUIでは Sound コントロールパネルと同様なことができる上にサウンドデバイス一覧が状況詳細付きで見える便利なもの。

コマンドラインでも、それぞれのデバイスの制御ができる。
例えば、とあるサウンドデバイスのスピーカー、マイクを同時に On/Off トグルさせたい場合などは、

C:\Nirsoft\SoundVolumeView.exe /DisableEnable "AudioDevice001\Device\Speakers\Render" /DisableEnable "AudioDevice001\Device\Microphone\Capture"

というショートカットを作れば、ショートカットアイコンをクリックするたびに enable/disable のトグルができる。
("AudioDevice001\Device\Speakers\Render" の部分は、GUI での一覧でデバイスを選択し右クリックで Property を選び、そこで表示される "Command-Line Friendy ID" を使う)

NirSoft はこのほかにも便利なシステム系ツールを公開している貴重なエンティティーだ。