Viliv S5 - スタンバイ2009/05/23 16:37

しばらくハイバネージョンではなくスタンバイを多用するように使ってみました。
電池の持ちは、全く遜色ありませんでした。
公称 200時間スタンバイで持つ、ということは 1% 2時間ですから、当然かも。これ、PDA ライクな使い方が出来ることになります。
WiFi を切りっぱなしでエディタだけ使っているような使い方だと、 6時間以上持ちます。

問題が一点。Resume 完了後に、Bluetooth や WiFi デバイスを認識できなくなることがあります。自分で OS を再インストールしたことが効いていて一般にある問題ではないのかもしれません。
WiFi と Bluetooth が OS から見えなくなってしまったときは、OS 自体が不安定になりやすく、終了もすんなり進んでくれません。

現象面から見いだした対策は、Standby/Hibernation 前に、VilivManager で WiFi と Bluetooth を OFF すること。OFF した後だと、Resume 再開後に VilivManager で再び ON したときの認識する確率が格段に増えます。しかし、100% 効く対策ではないようです。

いちいち Standby前に VilivManager で操作をせねばならないのは面倒なので、Standby 時に OS が発生するメッセージを捕らえて自動的に WiFi と Bluetooth を OFF にするプログラムを作りました。まれなケースだと思うので公開しませんが、もしそういう現象がある方がいて試してみたい方はコメントで御連絡ください。公開を検討します。

コメント

_ Malolo ― 2009/09/10 00:56

はじめまして、こんにちは。
Viliv S5の情報いつも参考にさせてもらってます。
私のS5もスタンバイから復帰した時にWiFiとBluetoothの動作が不安定になることが多いです。
今はデスクトップに常時VilivManagerを開いておいて、スタンバイ前にWiFiとBluetoothをオフにしてからスタンバイしております。
なので管理人さんの作成したプログラムに興味があります。
是非試してみたいので、公開のご検討よろしくお願い致します。
ちなみに私のS5のOSはXP SP3です。

_ 管理人 ― 2009/09/11 00:04

Malolo さん、こんにちは。

やはり私だけの症状ではないようですね。

ここで公開しているバッテリモニタプログラム

http://www.ne.jp/asahi/net/pockey/program/powerhook-1.6.5.zip

に、スタンバイ時に自動的に WiFi と Bluetooth を off にする機能を実装していて、これを動作させるには、powerhook.ini というファイルを notepad.exe 等で作成し、下記のような記述をし、powerhook.exe と同じディレクトリに置き、powerhook.exe を動作させます。

[HookInfo]
Title=viliv Manager

[Suspend]
1=PUSH_1008
2=PUSH_1006
3=WAIT_3000

上記は何をしようとしているか説明しますと、PC がサスペンドもしくはハイバネーションに移行しようとしたとき、OS が発行するメッセージをトリガとして、
"viliv Manager"
という Caption(Window の title)を持つプログラムを探し、
そのプログラムのボタン番号 1008 と 1006 を順に押し、3000 ms(3秒)待って OS のサスペンドもしくはハイバネーションプロセスを進めます。

viliv Manager のダイアログのボタン番号 1008 と 1006 はそれぞれ WiFi off ボタンと Bluetooth off ボタンです。

サスペンドもしくはハイバネーションからの復帰時に、自動的に WiFi や Bluetooth を ON したければ、さらに下記を追加してみてください。動作原理は上記と同様です。

[Resume]
1=PUSH_1005
2=PUSH_1007

共に、復帰してから Bluetooth ON と WiFI ON ボタンを押しにいきます。ひょっとしたら、

1=WAIT_3000
2=PUSH_1005
3=PUSH_1007

のように、復帰後しばらく wait を入れる必要があるかもしれません。

簡単なヘルプが上記 zip の中の powerhook.txt に記述されています。

もちろん viliv Manager が常駐していることが動作条件です。viliv Manager がシステムトレイに隠れていてダイアログ自体が表示されていなくても大丈夫です。

お試しください。

_ Malolo ― 2009/09/12 23:17

管理人さん、こんにちは。

PowerHookを導入して上記の設定をしてみました。

良いですねコレ。

設定してあまり日が経ってないので、まだハッキリと判りませんが、今までより復帰が安定している気がします。

丁寧で判りやすい説明を頂き、ありがとうございました。

_ 管理人 ― 2009/09/14 23:09

Malolo さん、

役立って何よりです。初動作報告ありがとうございます。

_ galulu ― 2009/09/23 09:59

CubeUI起動時左上の「JustON」を押してスタンバイに移行しようとするとハングする症状で悩んでおりました。

こちらのpowerhookとpowerhook.ini を使わせて頂、うまく回避する事が出来ました。
すばらしいソフトをありがとうございました。

_ 管理人 ― 2009/09/26 21:32

galulu さん、こんにちは。
Cube UI 自体を使ったことがないのですが、なにかうまくプログラムを使って頂けたようで、なによりです。書込みありがとうございました。

_ taka ― 2010/01/16 00:01

自分も悩んでおりまして、ここにたどり着きました。
大変助かります。これから試してみようと思います。
自分の場合gpsも不安定です。
gpsをつかまえてやっと使用できるようになっても、翌日にはgpsがつかまりません。あと、ボーレート変更するには、立ち上げたあと、一度スタンバイにしないといけないようですし…

_ masa ― 2010/01/21 06:31

こんにちは。当方S7ユーザです。
S7でもViliv Managerで無線LANと青歯を制御するのですが
こちらも同様の問題で悩んでいました。
Powerhookを入れさせて頂いて格段に安定性が上がり
本当に助かっています。素晴らしいソフトを提供して下さりありがとうございました。

_ 管理人 ― 2010/01/24 23:26

taka さん、masa さん、コメントありがとうございます。
私の Viliv S5 は韓国仕様の iLog というものなので、GPS が無いんです。

_ dude ― 2010/10/27 12:30

はじめまして。s7を先週購入して同様な問題にぶつかりました。そもそもアプリを沢山開けるとスタンドバイモードにも入れなくなり強制リセットをかけざるを得ないことがありました。英文の掲示板で、DeviceManager->NetworkAdapter->Mavell->Properties->Advancedへ行き、802.11D supportをenableし、PowerSaveModeをdisableにするという記事があり、実行したらあーら不思議どんな状態でもスタンドバイモードに入れるようになりました。参考まで。

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