powerhook.exe update2009/08/23 20:45

powerhook.exe を update しました。

電池が減って hibernation した後に、電池を交換して復帰させた場合に、過去の履歴データを引きずってまた自分で hibernation してしまうことがあるので、改善しました。

http://www.ne.jp/asahi/net/pockey/program/powerhook-1.6.5.zip

Windows Mobile 用の GPS 地図 - Part 42009/08/23 20:48

いろいろといじってきた、gm_lite.html を公開してみようと思います。

もちろん著作は原作者にあるので、diff で取った差分と、追加したパーツ画像だけ up します。皆さん見ていただいて、良いアイディアや、記述としておかしい点など、ご意見いただければ幸いです。

まずは下記のサイトの作者、tera 様と、GM_Lite の google map サーバ version up 対応をしてくれた bucchi 様に御礼いたします。
「実用工房」(tera 様) - http://tera-cc.ddo.jp/blog/
「ぷちのいず」 (bucchi 様) - http://petit-noise.net/

使い方は以下のとおり。

1) 上記「実用工房」サイトから、GM_Lite 0.1.4 をダウンロード
そして zip 展開。

1.5) perl の動作環境がない場合は、active perl というのをさがしてダウンロードしインストールしておいてください。google map のダウンロード時に使います。

2) google map の地図データをダウンロードしたい方は、上記のダウンロードスクリプトは現在の google map の version up に対応していないため使えず、上記「ぷちのいず」サイトからダウンロードスクリプト "down_imgs.pl" をダウンロード、またはサイトを参考にして down_imgs.pl をいじります。
down_imgs.pl は上記 bin 以下にあります。

3) down_imgs.pl をいじり、欲しい google map をダウンロード

これで、純正 GM_Lite は使えます。gm_lite.html を web ブラウザで開けば OK。これだけでも感動モノですが、GPS 対応のため自分なりにいじってみたのが以下です。

4) 今回いじった diff ファイルをダウンロード

http://www.ne.jp/asahi/net/pockey/program/gm_lite-0.1.4_r4.patch.zip

ここには、gm_lite.html に patch を当てて、いじった後の結果を得るための diff ファイル、またそれようの画像パーツ png が入っています。
*.png は、imgs\data 以下に保存してください。

5) gm_lite.html に patch を当てます。

patch gm_lite.html gm_lite-0.1.4_r4.diff

と実行すれば、gm_lite.html が下記変ります。

patch.exe は、linux や cygwin には入っていますが、使っていない方は
下記が便利です。
http://cetus.sakura.ne.jp/
「ソフトウエア工房」内の「移植ツール」を探すと、あります。

さて、下記が gm_lite.html の主な変更点です。

1) GPSread.exe が吐き出す ll.js を定期的に読み込み、十字マーク表示をする。
これはほぼすでに実装されていたものを手直ししただけです。
ここで、\ramdisk\ll.js を読みにいくようにしているので、適宜お使いの環境にあわせてお直しください。
Filelljs という変数で定義してあります。

2) キーバインドをかなり変えてあります。詳しくは ? キーで出てくるヘルプか、出来上がった gm_lite.html を見てみてください。

例えば、GPS 連動自動追跡は a キーで、地図の x, y 表示は m で、など、自分勝手に変えてます。ここら辺が自由にいじれるのが便利ですね。

3) y キー + 数字記憶できるランドマークをテキスト化します。これはコピペしてファイルに落とし、再度使えるようにするためです。

y キー + 数字キーでランドマークを記憶した後、z キーを押してください。window が開き、ランドマークの x,y 座標が表示されますので、コピーし、適当なテキストエディタでペーストし、"lmark.js" というファイル名で保存すると(gm_lite.html と同じディレクトリへ)、次回 gm_lite を起動したときに記憶したランドマーク情報をロードすることが出来ます。
ロードするには l キーを押してください。

ここで、y キー + アルファベットキーでのランドマーク記憶は無効にしてあります。これは、下記 v キーでの拡張のためです。

4) もっとランドマークを簡単に打つために、v キーを押せば、押しただけランドマークを打つことが出来るようにしてあります。もちろん上記 z キーで x,y データの保存と再現が可能。
また、r キーを押すと、v キーで登録したランドマークの新しい順に削除をします。
v での登録は、少なくとも 100 個はいけると思います。

5) 上記 v キーで順次打ったランドマークを順番に簡単にトレースできます。n キーで打った順に移動し、p キーで逆に移動します。
これを使えば、どの様に移動したか、またどの様に移動すればよいかが簡単に分かるようになりますので、自分でナビとして使う場合に便利だと思います。例えば、あらかじめ曲がるところなど分岐点に v でランドマークを順番に打っておけば、分かりやすく、また再確認するときに n や p ですぐ移動が出来るので便利かと。

もちろん、z を押して、ウインドウに出てきたテキストをコピーし、エディタでペーストと保存をし、lmark.js にしておけば次回以降いつでも再現が可能です。

6) f キーで、GPS データの読込頻度を変えられます。
改良時のデフォルトは 5 秒。f を押すたびに、読込頻度が 10秒、15 秒、と増え続け、30 秒間隔まで増えます。

7) 東西南北への移動アイコンをつけました。カーソルキーを押したのと同じ役をします。

お試しください。